brainworld-gifted’s diary

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親という何とも言えない存在

 皆さんには親がいると思います。母親・父親がいると思います。

 そんな親に対して皆さんはどんな感情を持ちますか?

 

 子どもは完璧に自立するまで親に頼らなくてはなりません。ごはん、お金、など…今、元気で生きていることに感謝しなくちゃいけないのはわかります。

 赤ちゃんから幼稚園・保育園までは基本的には自由ですよね。人に迷惑かけるようなことをしない限り怒られません。まだ少なからず個性を大切にしています。ですが、小学校に上がるといきなり団体生活が始まりますよね。その輪に入ることが出来ないものは蹴落とされる残酷なサバイバルゲームが始まります。それはまたのちにとうこうする学校という施設にいる限り逃れられませんよね。←あー怖い!

 

 小学校からは本当に普通、一般的というかなり曖昧な点に向かって集まらないといけなくなります。障害を持った生徒に対しての目線はかなりきつくなります。親がそんな現実を見つめるのが嫌でたまに障害を持った生徒が一般学級に入ってくるというケースも少なくないですよね。でも、私たちって頭が良くて能力の初期値が高いのでそれなりに馴染めるはずなのです。周りに合わせるのは結構簡単だったりします。だから親からすれば何ら変哲もない普通の子どもなわけです。

 

 ある日、私が大学受験をする時に自分が行きたい大学と学力が一致しておらず親に叱られたことがありました。当時の私はどうしてもそこに行きたくて仕方がなかったので親の言うことを無視しました。そうすると親は『一切応援しないので自力で頑張ってください』と一言言い放ちました。今まで幾度も親に怒られてきましたが、この時に初めて私は一般的な子どもとしか見られてないんだなと思いました。息子として見られたことはなかったのだと思いました。実際、バレないように隠していた私の演技力の高さもありますが(笑)

 

 第一志望の試験日の朝、体調を崩しました。昨晩の食事を嘔吐しました。

 本当は一番の支えになってほしい親が敵という状況が数か月続いたせいです。何故なら試験終わったら体調が戻ったので…

 

 それからというもの親に対しての信頼は0です。だって私の皮の部分しか見ていないから一度も中身を見ようともしないんだから。

 心のスペースにという部屋があるならその部屋は空っぽです。白黒です。たまにテレビで天才が取り上げるのを見ると成功している人は親が本当に素晴らしいですよね。ちゃんと息子を娘を見ようとしています。羨ましくてたまりません。

 

 グダグダ言っていても何も起きないという残酷な世界の中で何か光るもの暖かいものに触れられるように歩いていくしかないんですよね。何とかなるわけじゃないですがなんとかなりたいですよね。

  

 

 こんな世界嫌いだけど好きだ! ギフテッドに幸あれ!