brainworld-gifted’s diary

gifted-train of thought

ひとりぼっち

僕はひとりぼっち

僕は孤独。生まれてから今ままで心は空っぽ。

人と絡んでも結局、周りを見れば誰もいない。

でも、人と接するしか方法はない。なんて残酷なんでしょうか。

 

僕は人と接する方法が分からない。

端から見ればうまくやれているのだろう。でも、いつでも心は白旗上げている。

誰と接しても心の隙間は埋まらない。

遊びや飲み会なんてただの気休めだ、そんなものに金を使いたくない。

でも、なぜか人の話から見えてくることがある。

ただただ残酷だ。世界は僕を一人にしてくれない。

でも、僕はひとりぼっち。

 

僕は愛を知らない。

生まれてから今まで愛されたことがないから。

親は平凡だ。でも、僕の皮しか見ない。

僕の中心が黒くよどんでいることも知らないで笑顔で接してくる。

虫唾が走る。でも、悪気がないことは知っているから怒ったりはしない。

他人だってそうだ。

僕が人と変わっているから何でも言っていいと思っている。

優しい奴もいる。僕に心を開こうとしてくる。

でも、結局、最後には僕はひとりぼっち。

 

なんでだろう。

僕は生まれてから今までどんなグループにも属さない。

人とは違う波長を放っている。一度もハモることがない不協和音。

その音は皆から毛嫌いされるのに音として存在しなくてはならない。

だって、音でしか表現できないから。

誰も助けてくれない。ひとりで表現し続けなくてはならない。

僕に残っているのは極端な生と死。

 

いつまで、この孤独を我慢すればいい。

このやるせない気持ちはどこにぶつければいい。

 

僕はとうの昔に自分を見失った。

周りに合わせることに慣れすぎて自分が何者かわからない。

教えてくれ。でも、誰も教えてくれないことは知っている。

自分で探すしかない。

ギブアップしてもいいのにとろとろ歩いている。

何に向かっているのかわからずに

 

希望を知っていればまた来るんじゃないかと胸を弾ませることが出来る。

異性と交流できれば孤独をごまかすことが出来る。

他人と共感できれば、深い話が出来れば孤独をごまかすことが出来る。

 

希望なんて知らない。僕は絶望ならたくさん知っている。

異性なんて寄ってこない。逆に鋭利な言葉で胸を突き刺してくる。

他人と話す内容なんて僕が話したい内容じゃない。

興味がある内容だったとしてもこの人は結局、僕のものから離れていく人なんだと思って寂しくなる。

 

考え方ひとつで変わるのだろうか。

そんな簡単な方法で変わるのだろうか。

多分、僕は世間でいう成功者になっても孤独だと思う。

でも、孤独を共有できる人が出てくれば僕は初めて救われたと思うだろう。

 

愛がほしい。愛がほしいなら愛に貪欲に自分から歩み寄らなければやってこない。

この世界はあまりにも残酷すぎる。

 

あぁ、愛していると言われたい…

力いっぱいハグをしたい。

もう心はぼろぼろだ。

 

僕はまだ知らぬ希望に向かってふらふらと歩き続ける。

亀でもウサギでもない。

僕は知っている自分には翼があることを…

亀でもウサギでもいけないところへ飛んでいけることを…

 

でも、僕はひとりぼっちだ。

秒針の針の音がうるさい。時間はあまりにも無情に過ぎていく。

また一日が終わる。

世の中は残酷だ。