考える。
考える。
常に頭をフル回転させて考える。
それがギフテッドの特徴の一つでもある。
僕は考える。
一人の世界に入り浸り、自分の時間を楽しみ、我を忘れ、一秒一秒刻々と時間が過ぎていくことも知らずに…
この世界はストレスまみれだ。
そもそも、なぜ動物の中で人間だけ働いているのだろうか。
おかしな話で、自分たちが勝手に作った世界で勝手に苦しんでいるって本当に滑稽な生き物だよね。
脱線しようものならば、力づくで線路へ戻す。
こんなにも世界は広く自由なのに何一つ世界の事を知らないまま沢山の人が死ぬ。
「開放的空間に閉鎖的な人間」
徒然なるままに日々を過ごした先にはきっと何かが待っている。
それは、いったい何なのだろうか。
我々にはきっと想像することが困難な何か。
考える。
想像する。
悩む。
脳というものは本当に色々な機能を携えており、我々人間にとって有意義な時間を過ごさせてくれる。
確かに、色々と考えると90%は蛇足で残りの10%だけで十分だったりもする。
しかし、僕は思う。
人間として生きた以上は、この蛇足を楽しむしか生き甲斐がないと思う。
頭の中に形成される様々な思い出。
日々を連ねたアルバム。
その中にふと入りこむ。
予想のつかないワンシーン。
人間とロボットというのは正直、判別することが難しいと思う。
もちろん、解剖すれば一発で分かるのだが、解剖しなければわからないのではないかと思ってしまう。
人間はあらゆる思考パターンが用意されているが故にアイデンティティーというものが存在し、それを生き甲斐に人は毎日を過ごす。
しかし、ロボットは洗練された思考パターンなため精巧さが際立つ。
そのため、同じようなモノがたくさん存在する。
結局、ロボットも人間もやっていることは同じ。
ただ、思考パターンが違うだけ。
中身を見なければ一緒だ。
犬を見ていぬと思う。
もし、その犬が人間の見た目をしていたら?
人間の顔が犬だったら?
犬といえる?
人間といえる?
この世の中にある当たり前というものは本当に脆く儚い。
その為、誰も信用していないのかもしれないが、それに縋ることしかできずに一生を終える。
まぁ人間である以上は、最後の最後に無駄なことをして終わろうかな…
自分は人間だと、一人の日本人だという証明をして終わろう…
さようなら。
ありがとう。
きっと、自分のことが大好きな皆が求める先には愛があるさ。
求めるものだけが手に入れられる素晴らしい愛が…