brainworld-gifted’s diary

gifted-train of thought

友達に憧れて…

・幼稚園の頃に…
 私の幼稚園時代は寡黙でよく他人を観察してどう思っているのか、行動の意味など考えていました。遊びもほぼ独りで遊んでいました。そんな私にが降り注いできました。
 卒園間近の頃、よく皆で歌を歌っていました。歌といっても叫んでいるだけのようにしか見えませんが…その歌の中に『友達百人出来るかな』という歌詞があります。当時はその歌詞に希望を抱きました。こんな私にも友達が出来るんだと…
 まぁこれが絶望の始まりだったわけです。
小学生に…
 私は小学生になると同時に性格を変えました。この性格のせいで自分を見失っていくわけです。
 まず、私は明るく面白い奴になろうとしました。小学生って単純で下ネタや変な動き言動で笑いをとれるので一気に人気者になりました。スタートダッシュをうまく切れた私はこのままうまくいくと思っていました。
 そんなうまくいかないのが世の中ですよね。事件が起こったのは四年生の時です。私は話せる人全員が友達だと思って四年間過ごしてきたのですが、そんなことはなかったのです。四年生の秋にある女子二人組に『私たちの事、友達だと思ってるの?』と言われました。私は『そうだよ』と即答したところ、『気持ち悪い』とかなり嫌われてしまいました。この時、パリーンと何かが割れる音がした気がします。衝撃的でした。そんなわけがないと翌日から元気に学校へ向かうのですが、その日から明らかに女子の態度に変化が出てきました。あからさまに距離をとるのです。(一部のおとなしい方はいつも通りで安心しましたが)
 その日に友達って何だろうって思いました。でも、その時は女子だけで男子とは仲良くやれていたのでへっちゃらでした。
卒業をして…
 私は男子とは本当に仲良くやっていたので楽しく学校生活を終えました。それに同学年の男子のほとんどは私の家に遊びに来ましたね。本当に友達がたくさん出来たと思ってウキウキしていました。
 ある時、風のうわさで卒業式から数日後に私と仲良かった友達数人で打ち上げをしているというのを聞きました。それを知った時、私が今まで頑張ってきた友達作りは何の意味があったのか…当時は本当に何とも言えない虚無感に襲われました。それに加え、とても仲良かった友達が中学受験で去っていきました。私は受験しなかったので地元の中学に進学しました。
中学、高校と…
 小学校で友達作りに絶望した私は一年生と二年生の序盤はおとなしそうな友達二人と三人で楽しく過ごしていました。でも、心のどこかでもう一度、友達を作ろうと頑張りました。二年生の頃から女子にも絡みに行きました。もちろん男子にも…私にはユーモアという武器があったのでその武器を使って多くの人と仲良くなりました。波に乗れた私はそのまま高校までうまくやっていけました。表面上は…
 
 私にまた事件が起きるのです。中学でも高校でも素晴らしい友達が出来ました。でも、卒業してから数か月が経つとその友達とどうやって絡んでいたのかわからなくなるのです。普通に接してみても友達から『お前ってそんなんやっけ』と言われるのです。その友達からすれば何てことないんでしょうけど、私にとっては恐怖でした。
 高校からは何度か昔の友達と遊んだりしましたが。時間が経つにつれて連絡を取らなくなりました。もう今では遊んでいません。私はその環境に合った自分を演じているに過ぎなく本来の自分で友達を作っていなかったのです。
特に仲良いと思っていたのに
 学校生活の中でこの人とは仲良くやれているなという友達が一人二人はいますよね。私はそんな友達とこれからずっと仲良くなっていくのかなと思うわけです。仲良くしていくうちに何故か第三者が現れてその人のグループと仲良くなっていくのです。そういつも私は取り残されるのです。気づいたら独りです。まぁでも仲悪くなったわけではないので大勢で集まる時は皆と一緒に遊びますが個人的な事になってくると私は除外されます。これはほんとうにつらかったです。これを顕著に体験したのが高校の時で本気で絶望しました。もう友達を作らないと決めました。どうせ私の周りには誰もいなくなるのに作って悲しくなるなんてあほらしくなったからです。
 
 こうなったのも納得していました。なぜなら、多くの人は私を変な奴と言っていたから…私は変な奴だから友達を作れないんだと思いました。
 
 
 人より繊細な私のガラスのハートは高校を卒業するころには破片が飛び散るほどにバキバキに割れていました。さらに、小学校からずっと友達を作ろうと頑張っていた時間は何だったのか本当に悔しくてたまりませんでした。
 
女性
 今まで、他人の容赦のない発言にただ笑ってごまかすことしかできなかった私ですが(多分いまもそう)…女性の言葉っていうのは本当に心に最短距離で刺さってきます。激痛です。そんな嫌な記憶なんて忘れてしまえばいいのですが記憶力が良いが故に強烈なのは全部覚えています。女性の方って変な人に対してかなり冷たい目線だったり容赦ない発言をするのです。当の本人は全く悪気はないのがたまらなく腹立たしいですがね。
 『気色悪い』『関わらないでくれ』仲いい男子と同じこと(遊びに誘ってみたり、映画に誘ってみたり)をしようとすると自分だけ態度が違うのです。初め仲良かった女子は最後になると仲悪くなるっていうのがパターン化していました。こういう体験から女性恐怖症になりいまだに治ってはいません。
 
 
 ここに書いたのはほんの一部で書きたいことはたくさんあるのですが文字起こすとなると難しいですね。こんな今まで苦労があり結果いま、ほとんど独りで過ごしているのですがSNSに救われています。主にツイッターですが、私のように悩んでいる方が本当に多いなと思います。最近、そういった方たちと絡んでいくようにしています。少しの間ですが楽しいです。共感できないと思っていたことが出来たり、話題が合ったりSNSってこんなにも距離感が近く感じられるんだと感動しております。
 
 これからもっとネットワークは発展していき私たちは簡単に広い世界にアクセスできる時代に来るでしょう。←たぶんね
 こうして悩める人達が集まることも容易くなるかもしれません。これからの未来は私たちにとって明るいのかもしれません。